2011年5月31日火曜日

次回の買い付け。

台風も去り、落ち着いた日々が始まっています。
松浦のギターも確実に上達し、たまに歌声も聞こえてきます。
♪フェンザナイト♪~ハズカム~♪
なんでスタンドバイミーなのかは分かりませんが・・・
歌はあかんよ。お客さん入りにくいし。
ま~調子は良さそうでなによりですが。
(あと、顧客さんにスピッツから始めと言われていましたがなおさら歌はあかんで。
そんな店、僕は入りません。おっさんのロビンソンはきついて。)

話は変わって
次回、買い付け日程が決まりました。

6月7日(火)~6月15日(水)となります。
期間中はお休み頂きますが今回は前回とは違ったおもしろい所へも考えているので
是非ともご期待下さい。帰国後、16日より通常営業致しますので宜しくお願いします。
(あと今回はスペシャルゲストAさんも一緒です。おもろい事しかないでしょ。たぶん。)

前回、ニューヨークを中心に写真です。


ザ・ニューヨーク的な。

ガレージセール。(よく見るとキモイ。)


完全にキモイ。


LIQUER SHOP。

松浦さ・・、ちがうわ。

次回もがんばります。

2011年5月26日木曜日

路地裏のお店。

お客様がご来店され、必ず言われることが2つあります。
「2階もお店ですか?」と
「来る時、探しました。」身内の言い方だと「店、分かりにくいねん。」(ちょっとキレ気味です。)

今日も表から
「あった。あった。こんなとこなんや」
「メッチャ分かりにくやんけ。伝説か思たわ。」
どんな伝説?と思いながら若い二人組が入ってきたのですが
お話をしていると案の定、すごく探し回ったらしく、最後この道じゃなかったら帰ろうと思っていたらしい。まさか、こんな通りに店があるはずないと思ったそうです。帰り際に
「お兄さん、通り一つ上か、下にお店出したらよかったのに。」って
デリカシー。
分かってるけど大人の事情があるやん。

始める前に看板は出さない”隠れ家的お店”を目指していましたが今やただの”隠れ家”です。
さすがにもう少し分かり易くなるように考えます。今しばらくお待ち下さい。
今の所はとりあえず、通りで小さいスタッフがスケボーしているか、でっかいスタッフがタバコを吸っている、ここじゃないやろっていう路地裏を探して見て下さい。


2011年5月24日火曜日

無理やり

どうも。
はじめまして松浦です。

今までブログといえば辻本が担当だったのですが、あまりのネタ不足の為に私に白羽の矢が立ってしました・・・・
(この苦しみを辻本は楽しんでいるんですよ。どう思いますか??)

かといって私にネタがあるわけでも無いのですが・・
まあ辻本に続き家族ネタでもいきます。(これしか思いつきません)

私の父は昔から非常に厳しい人で本当に怖かったです。
単身赴任だったせいか特に厳しかったのをよく覚えています。

ただ母親のようにガミガミと怒られた思い出は無いのですが、オーラですかね?とにかく存在が怖かった・・・
特に覚えているのは、高校の頃に母に対して「お前」と言ってしまった時です。
案の定、父が部屋の戸をすごい勢いで開けて無言で袋たたきにされました。
僕自身も高校野球で体は鍛えまくっていたので反抗しようとしましたが、運送会社勤務の腕力はハンパ無く手も足も出ず一方的にやられました(ホンマに怖かったなぁ)

社会人になり結婚するまでこんな感じがずっと続きました。

そんなオヤジが最近よく店に来てくれるんです。
歳もとり丸くなっているオヤジを見るのは少し寂しい気はするのですが、やっと最近になって会話が出来るようになりました。
それもうれしいんですが、オシャレに興味が無いと思っていたオヤジが最近オシャレなんです。
うちの店でトータルコーディネート購入していくんです。
その姿に辻本も驚いていました。
また歳の功なのか意外とシブイおやじになるんですよ、これが・・・

こんな事を綴っているとなぜか泣きそうになるんですよ(笑)

自分たちで店を始めてたった3カ月ですけど色々な感動がありましたが、自分の中では一番うれしい事かもしれません。
いつまでも元気でいてくれよ!!と心底思っている次第です。

そんな自分達を取り巻く人たちに「お前ら楽しそうやなぁ~」て思ってもらえるようにマジメに楽しみます。

(はい。”無理やり”〆ます)

とまあ僕の最初で最後のブログとさせて頂きます。

今後は辻本のブログを楽しみにしていてくださいませ。




「ツージー、ブログって大変やなぁ~」

2011年5月21日土曜日

ネタ不足。

皆さん、お分かりの通り、ネタ不足です。

基本、ブログとか向いてないです。日記も続いたことがありません。
夏休みの最終日3日前から天気を調べて(そういうのちゃんとしたい派)一気に書く。みたいな。
夏休みの思い出はほとんど覚えてないのですが・・・兄貴に手伝ってもらったポスターが県で入賞してしまし、表彰された苦い思い出なんかのほうが鮮明に残っています。ほとんどというか全部くらい書いてくれたのでもう、それは兄貴のポスターなわけで。まわりの同級生や先生、もちろん親なんかも有頂天でもてはやすのですが気まずい事、気まずい事。

でも、そんな中、兄貴は誰にも言わないわけです。それがまたさらに気まずい。その頃は特に兄貴に負けたくないみたいな部分もあって、ある日、言いました。
『おれ、ちゃんというわ。書いてないし。』
すると兄貴は 僕を小馬鹿にするように
『 お前アホやな。ちょっとでも書いてたらお前のや。お手柄あげる。』
この”お手柄あげる”に助けられました。
僕ならすぐに”お前書いてへんやんけ”とか”ばらされたくなかったら・・・”みたいなことしか言わない気がします。(うん、くさってる。)
 これが長男ってやつなんかなと。知らず知らずに助けてくれている。今思うと感心します。

ご兄弟がいる皆さんもたまには昔の事を思い出して電話でもかけてみてはいかがでしょうか?

でも、実家で同居している時、4年間口聞かんかった話は別の機会に・・・
(誰が興味あるねん)

そして、明日は松浦の初ブログです。ご期待下さい。(無理やり)

2011年5月15日日曜日

RAEN 新規入荷情報

たまには新規入荷情報です。
服屋っぽいです。

RAENから新規のサングラスが入荷しました。
僕達が好きなアメリカのサーフショップでは高い確率で取り扱いがあります。

レイバン、ペルソル、カトラーなどいわゆるいいサングラスももちろんありですが
このRAENのいいところは ミーハー具合がちょうどいい感じがします。かといって子供っぽくも安っぽくもないところがいいです。

UNDERWOOD ¥21,000-(税込) 割と上品です。
BRESLIN ¥21,000-(税込) グリーンがきれいです。
SQUIRE ¥18,900-(税込) 大人な感じです。







 
やっぱり、出てきました。(サングラス小っちゃいで。)


他にも多数、ご用意しております。是非、店頭でRAENをご覧下さい。
間違いなくかっこいいですし。夏にいるでしょ。

2011年5月10日火曜日

アメリカ買い付け4月 Vol.10

買い付けブログVol.10まできました。一週間の買い付けでよくここまでネタが持ちました。 昔話は出てくるし、松浦は食べてる写真ばっかりやし、どこが買い付けブログなんかなと書いてる本人が一番思ってます。
ただ、せっかくなんで、ランダムですが写真をアップして行こうかなと思います。

まずは

JAMES PERSE(閉まってました。)


松浦がたぶん、アート風に撮った写真。

松浦がたぶん、アート風に撮った写真(その2)。

ニューメキシコの英雄的な(アルバカーキ空港にて)。知らんけど。


千と千尋的な怪しいご飯屋さん(ジュエリー屋のおっちゃんのおすすめ)。

の、ご飯。

絶対に大阪ではない。

僕はあまり写真を撮る習慣がないのですが松浦はすごい枚数を撮ります。
「それ、いる?」っていうものもバンバン撮っていくのでまだまだ、あります。

飽きるまでやろかな、と。
結局、買い付けブログではないですが・・・

2011年5月8日日曜日

アメリカ買い付け4月 Vol.9

サンフランシスコの続き。

中心街を後にして電車,BARTを乗り継いでバークレーへ。
バークレーにはカルフォルニア大学バークレー校 があり若い子が多い街です。憧れのキャンパスライフ。『ビバリーヒルズ青春白書』的な勝手なイメージでした。

しかし、予想に反して治安よくないです。叫んでるヤツ、座り込んでるヤツ、あ〜何かやっとんなってヤツ、ちょっと危ないです。青春白書なんてとんでもないです。エミネムみたいなのがいっぱいいます。昼間はいいですが夜は歩けません。



それでも無事、予定のスニーカーを見つける事ができ、ひと安心。
これでアメリカ買い付け全て終了です。

行っている間はホント短いのですが思い返し、活字に起こしてみると時間の割にはいろいろ、あるもんやなと感心します。よかった事、反省する事など多々ありますがそういう事を感じられるのも支えてくれる人達がいるからこそだと改めて思います。関西はもちろん、東京、名古屋、福岡から気にかけて頂きホント感謝します。人の繫がりだけで出来た店。僕達にとってはサイコーの店です。これからもルーティーン化せずにいいと思うものカッコいいもの、いい意味で”今”を提供していく事が皆様への恩返しだと考えています。
あざ〜す。





ハイ、食べてます。(クリーム大好き)

続く。

2011年5月7日土曜日

アメリカ買い付け4月 Vol.8

サンフランシスコの続き。

買い付けよりも大事な、両嫁のお使いも無事終わり、少しの遊びの時間にALDEN SHOPに行ってきました。言わずも知れたアメリカを代表するシューメーカーです。松浦も大好きな靴です。


日本だとこういう店に入ると緊張感、圧迫感があるのですが海外だとホントにフレンドリーでゆったりと見れます。松浦も軽い感じでと試着をしてみたのですが・・・そこはさすがALDEN。接客が始まると紳士的な応対でフィッティング専用のボックスに座り、シューホーンまで入れてくれます。松浦は靴に触れずに試着をしていました。『プロやな〜』と感心するのと同時に服屋に入った当初の思い出がフラッシュバックされました。

BEAMSの関西で初めてクロージングを専門的に扱うお店『BEAMS EX』のオープニングスタッフとして19歳から働き始めました。ズブの素人が洋服の知識はもちろん、立ち振る舞いや人とのつながり、何より『洋服屋とは』を真剣に考え、教えて頂いた大切な時期です。

ある日、いつもスーツでカチッときめている先輩が休日でお店に来られました。ボレリのボタンダウンにマークゴンザレスのロンTを重ねて、マハリシの龍が刺繍されたカーゴパンツ。ビーサンにキャップの出立ち。”パンチはあるけど”と思っていたところに先輩の顧客さんが来られ、ちょこちょこと立ち話をしてオーダールームへ。先輩は仮縫いのジャケットを顧客さんに着せ、そのままの出立ちで針を刺し、フィッティングし始めました。
衝撃的でした。”あんな格好のまま30万のスーツのオーダー始めていいの?”と。
後からその時の事を聞いた事があります。あんなんありですかと。すると先輩は
『人はまず、見てくれで判断するやろ。それは清潔感があるかどうか。おしゃれは二の次。プロの服屋はそこからどう信頼されるかを考えなあかん。キャップ被っててもスーツ売れるようになったら本物や。ほんまのかっこええはにじみ出てくるもんやからな』
ホントしびれました。カッコいいとはこういう事だと思いました。

あれから15年が経ち、まだまだ、そうはなれていないと思います。これからです。
ただ、少しでも何かを伝えていく事が先輩達への恩返しであり、服屋であり続ける意味だと思います。そして、酒の席でねちねち聞かされた後輩、これから聞かされる後輩、そうゆう事なんで我慢です。うん、しゃーない。




カレー食べてる場合ちゃうよ。今、いい話。
 
続く。

2011年5月5日木曜日

アメリカ買い付け4月 Vol.7

ニューメキシコを後にして一路、サンフランシスコへ。
サンフランは買い付けも少量予定していましたが基本、両嫁の買い物がメインです。
『これ、買って来て。』『ハイ。』二つ返事でアメリカまでおつかいです。

とりあえず街並みを。




 
街はこんな感じでザ・観光地といった雰囲気で緑も多く悪くないです。ただ、坂道の高低差が半端ないです。僕らは4.50分歩きましたがホントきつい。登山っぽいです。それからの松浦の口癖が「サンフランシスコもう来えへん。」になってしまいました。
帰国して後輩には、「街に刺激がないわ。」とカッコイイ感じで言っていましたが坂が嫌なだけなのを僕は知っています。




そういえば、サンフランシスコのホテルでちょっと怖いことがありました。
到着が遅く、夜の1時半を越えてのチェックイン。ヘトヘトになりながらも、いつものようにカギをもらいエレベーターで3階まで上がり、部屋の前に到着。カギを差し込んで扉を開けたのですが・・・
暗闇の中で気配がする。とっさにそう感じて扉を閉めました。
松浦「どうしたん?」
辻本「誰かおる。」
松浦「うそやん。ええって。」
辻本「ほんまやって」
松浦「気のせいちゃうん?もう一回開けてみ」
もう一度トライ。扉を半分くらい開けて様子を覗う。その時、暗闇で何かが横ぎり・・・
辻本「あかん。」
すぐに1階に戻り、事情を説明。
しかし、フロントの兄ちゃんは
「誰もいるはずがない。
あの部屋はこの一週間誰も使っていない。
気のせいだ」の一点張り。

いやいや、絶対誰かおるし。誰もおらんくてもそんな部屋もう泊まられへんし。
霊的な方が無理無理。いや、逆に誰かおって。
冷静に考えて一週間使ってない部屋、案内すなよ。

押し問答が10分ほど続き、ようやく見に行く事となった。
フロントの兄ちゃんが部屋に到着しスペアキーで扉を開けた瞬間。
兄ちゃん「ソーリー」
兄ちゃん「夫婦で泊まってはるわ」みたいな。
軽っ。

僕ら以上に部屋にいた夫婦が一番こわい思いしてます。

続く。


2011年5月3日火曜日

アメリカ買い付け4月 Vol.6

ニューメキシコ続きです。

今回はラグやベストで有名なチマヨ地方にてORTEGA,CENTINERA,TRUJILLO`Sのご紹介です。一枚一枚、丁寧に織り上げたアイテムは芸術作品のように美しく、また、可愛らしい表情も浮かべます。今回の買い付けではボーダーをベースとしたラグやサングラスケース、バッグなど中心に入荷しております。
センチネラの入り口ではこんな二人が歓迎してくれます。



全然、可愛いないやん。めっちゃコワイし。
ちなみに
工房の雰囲気はこんな感じ。





ニューメキシコでのユルイ空気感は喧騒とした日本では味わえない独特なものがあります。
こんなユルさを少しでも味わってもらおうと始めたお店ですがそう感じて頂いているかは定かではありません。ただ、一階から聞こえてくる『ポロロン♪』というギターの音を聞くと誰よりも松浦がそれを味わっているのだと思います。


『俺、ジャック・ジョンソン一曲弾けるよう頑張るわ』
その宣言いらん。

2011年5月2日月曜日

アメリカ買い付け4月 Vol.5

ニューメキシコの続きです。

今回、買い付けの最大の嬉しい出来事がALOISさんとの出会いでした。

ALOISさんはサントドミンゴ族です。サントドミンゴ族はリオグランデにプエブロ(集落)を構える少数部族です。基本、シルバーなしのジュエリーがほとんどで、貝や石を削りビーズを作ってそれを紐に通したネックレスが日本では有名ではないでしょうか。

僕らもインディアンジュエリーと言うとナバホ、ホピ、ズニなんかを想像しますが・・・初めて見ました。ホントいいとこどりの傑作です。天然のグリーンや、ブルーターコイズ(すべて色が違います。)を使い手作業で一本一本、掘り進めていきます。根気のいる作業です。何よりもすごいのが石を使っているのにサイズが調節出来ます。割れない作り方をしているのです。ALOISさんが力任せにバングルを広げようとした時はびっくりしました。
いけるんやと分かった瞬間『オレイッパイカウ』と言っていました。

ただ、ALOISさん商売っ気がないので値段設定が分かっていません。1200ドルのバングルを半額以下で売ろうとして隣にいた奥さんに思い切り睨まれていました。ALOISさんは『いいよいいよ』と僕らに笑いかけてくれるのですが隣からの負のオーラが半端ないです。奥さんブツブツ言い出したのですが英語が不十分な僕らにもわかりました。『ありえへん。ほんまありえへん』と言っていたに違いありません。
そんな気前のいいALOISさんとの記念写真です。



『お前ら面白いな。今度来る前に絶対にメールしろよ』と仲良くなりました。
商品はもちろんですがこんな事が嬉しくて服屋をやっているのかもしれません。

続く。

2011年5月1日日曜日

アメリカ買い付け4月 Vol.4

買い付けもずいぶん前に感じます。まだ、2週間前ですが・・・
本日よりニューメキシコ編です。観光でも人気のあるスポット、アルバカーキのオールドタウンやオルテガで有名なチマヨ、サンタフェ、最古の住居のあるタオスなど。前々回でホントに好きな街になりました。松浦共々、田舎の生まれなのでこうゆうところに来るとホント落ち着きます。また、写真では伝えきれない広大な景色と空気感にも圧倒されます。
海外に行くといつも思いますが、何よりも違うと感じてしまうのが”色”です。空でも土でも家を彩るターコイズブルーでも日本では感じる事の出来ない色に目を奪われてしまい、絵画のようにインプットされます。





今回、特に嬉しかった事は人との出会いでした。
たくさんの方とお話する中でほとんどの方が『日本は大丈夫か?』『お前の住んでる所は被害はないのか?』『応援してるぞ。』と心配されます。純粋に嬉しく思いました。こんなに離れた場所からでも思ってくれる人がいる。日本で住んでいる僕たちはなおさら、やれる事を当たり前にやらなければと感じました。

そんな中、顔見知りのジュエリーショップの工房にて記念撮影。ノリのいいでっかい外人、通称”Z”です。仲間からは『ハイハイ。もうええで。』とあしなわれていました。




恥ずかし。何をテンション上がっとんねん。










すぐ、やりました。

続く。